幻の和牛
奈義なぎ和牛
いざなぎ」

和牛の歴史は、二〇〇年以上昔に遡ります。

天保年間(一八三〇年頃)、備前国阿哲郡新郷村大字釜字竹の谷(現在の岡山県神郷町)で、難波(浪花)元助・千代平父子によって交配・生産された牛たちは、その大きく力強い優れた形質から「竹の谷牛」と呼ばれ大いに称賛されました。

これが後に「竹の谷つる」と呼ばれる最古の和牛のひとつとされています。

この竹の谷蔓は、島根県や鳥取県をはじめ全国へつる分かれし「卜蔵蔓ぼくらづる」「表蔓」などの有名な分れ蔓の祖ともなっています。

現在では非常に希少となったこの血統ですが、今なおその血を色濃く受け継いでいる和牛がいるのをご存知でしょうか。

飼育頭数もごく僅かで、その貴重さから幻と言われてきた和牛 ──

それが、【奈義和牛なぎわぎゅう いざなぎ】です。

奈義和牛 いざなぎ

この国の深い歴史とともに、先人たちが大切に守り、そして今日まで脈々と受け継がれてきた貴重な血統 ──

私たちは、この血統をこれからも後世に伝えていくという生産者の決意と想いを大切にしながら、 和牛の真のうまさを存分に堪能できる割烹スタイルで「奈義和牛 いざなぎ」をお届けいたします。

ぜひ、奥深い和牛の世界を、肉割烹にくかっぽう 佑円ゆうえんでお愉しみください。

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